80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

▲▲無酸素登頂登山家 鈴木孝雄の山登り https//yeti2.muragon.com▲

地球上で人が住む最南端の地であり、南極に一番近い街ウシュアイア


アルゼンチンの最南端の街であり(最近はもっと南に村が出来た)、チリとの国境の町であり、南極との距離は約1000キロメートルです。カラファテからはバスの便もあるが、曜日によっては二日掛かるので飛行機で来ました。


ウシュアイアの気温は年間を通して、冷涼な気温で夏でも最大12度程度なので、上着は必須です。風も強く、天気が目まぐるしく変わり,ヤッケは手放せません。南半球では、11月から3月が夏にあたり、ウシュアイアの観光のハイシーズンの終わりとなっています。
20世紀前半には、町は凶悪犯の流刑地となっていた歴史があります。現在はパタゴニア観光と南極観光の拠点として一年を通して、たくさんの観光客で賑わっています。日本の網走もそうですが、受刑者に北海道開発の道路を過酷の条件の中で造らせた様に、ここでも同じような事が。

            元監獄


ウシュアイアからフエゴ国立公園へは、世界の果て鉄道という異名を持つ列車に乗って移動しまいた。世界最南端の鉄道で、元々は刑務所を作る木材を運搬するために使われていました。赤い機関車に引っ張られる緑色の車両が印象的なトロッコ列車です。地震で全壊したのを観光用に復活させたものですから、街には入っていなくて、郊外まで出掛けなくては乗れない。

    世界の果て号 小一時間ほどゆっくり走り、終点で降りました。


        世界最南端の郵便局


そこから小一時間歩いて、世界最南端の郵便局に行き、手紙を出すのが通だとか。みんなバスで行きましたが、歩くバカは私だけでした。。歩いて正解、郵便局には長蛇の列で入れなかったとか。わたくしが着いた頃には空いていました。
ノルウェーの最北端のノールカップでも、皆さんは絵葉書を出していましたね。なんとここでも、日本の赤い郵便ポストが有る。


   ティエラ・デル・フエゴ国立公園へトレッキング
最南端の郵便局からティエラ・デル・フエゴ国立公園まで五時間のトレッキング。
数人しかいなくて気持ちのいいトレッキング

         矢張り南極に近いのですね。

帰りはヒッチハイクで
帰りはヒッチハイクで、ウシュアイアの街へ戻る。
その車に乗ったら「あら あなたは私のベッドの下の人だと云う」そういえば日本人がいるなと思っていたが、わたくしは、海外に来ると何となく日本人は避ける癖が有る。
話を聞くと、何と私の家から五キロほどの街に住んでいる若いお嬢さんでした。奇遇ですね。


3/26           ビーグル水道へツアーに参加
フェゴ島とナバリノ島、オスデ島とを隔てる海峡がビーグル水道。大西洋と太平洋を結ぶ海峡でもあり、アルゼンチンとチリの国境でもある。観光船のツアーに参加して、島々を眺めペンギンやアザラシを見る。上陸して先住民の生活した跡を見学する。

この極寒の街ですが、昔の人は裸で外出する生活をしていたとか。何故かと云うと、気象の変化が激しくて、すぐに雨になり衣類が濡れるからだそうです。


3/27
最果ての街ウシュアイア、搭乗時間を午前と午後を間違える!!



6:20の飛行機に乗るのに、目覚めたら5:10、慌ててホステルのフロントに行きタクシーを呼んで貰う。空港まで7km程である。運転手に急がせるが、空港の手前で道路が閉鎖されて、パトカーが止めてある。検問所らしき物が有るのだが、お巡りさんはクラクションを鳴らしても出てこない。良いからと、隙間をぬって通り過ごさせる。二十分前で間に合ったと思い、一安心して空港に入る。電気は付いているが誰もいない。田舎の空港だからな思いながら、急いでチェックインカウンターへ。あれー ここにも誰もいない。電気も付いていない。
こんな早いフライトのお客は居ないので、中で休んでいるのかなと、オフイスらしきものをノックしてみる。返事もなくシンとしている。
ここで、初めて電光掲示板を見てみると、私の乗るフライトが無い。搭乗券を見直してみるが、矢張りない。そんなことが有るのかと良く見てみると、電光掲示板の下の方に、私の乗る18:20 EL Calafateとある。便名も一致する。12時間違うのである。フライト時間が変わることは良くあるが、その時はメールが来る。チケットの予約表を虫眼鏡でよく見てみるとなんと、6:20 pmと書いてあるではないか。pmが見え無かった、と云うか当然24時間表示と思い込んでいる(18:20)。こんな小さい字は読めないよ。矢張りシニアグラスが必要な歳になったんですね。もう腹立たしいやら。此処の空港の一番気が飛ぶ8:20まで、誰も来ない?  レストランも、売店も空いていないし、


12時間もここでは待てないので、とりあえず元のホステルに帰り、朝食を食べてから考えようとしました。ところが、Uberがうまく動かない。電話も判らず、タクシーが呼べない。おろおろしている間にカウンターが開く。
早速フライト時間の変更をして貰う。10:30のフライトに変更出来て、1800円の追加料金。とんでもない出費である。朝食もせずに来たので、レストランで。アルゼンチンはインフレが進んでおり、物価は高い。


そういえば、一昨年もスペインのカナリヤヤ諸島へ行った帰り、フライトの日にちを一か月間違えて予約していた。この時は変更できずに新しいチケットを買う羽目になった。大雑把な性格で、何回失敗しても懲りない大バカ者でして  笑い
乗る飛行機が来ました。

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