80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

▲▲無酸素登頂登山家 鈴木孝雄の山登り https//yeti2.muragon.com▲

オーストリア高級リゾート、キッツビュールスキー場

オーストリア高級リゾート、キッツビュールスキー場にやっとたどり着きました。
王族が集まる西のサンクトアントン&レッヒに対し、東はキッツビュールがオーストリアの代表的なスキー場です。トニーザイラーを生んだスキー場としても大変有名。「世界のベストスキー・リゾート2015~17にが選ばれた。もの好きな私は今年も来てしまった。この評価ここは八年通っている、フランスのバルトランス(Val Thorens)を抑えての受賞ですが、投票者の対象に疑問感じます。純粋なスキー好きから見れば、六位以下で(後述)。


◎バックパッカーホステル、朝食付7泊246Eur(朝食は食材が揃っていて自分で作る、夕食も作れる)
スキーリゾートに何故バックパッカーホステルが有るのか不明ですが、リゾートなので夏のバックパッカーの旅行対象なのでしょうね。オーナーは表通り側でブテックを経営していて、裏側にホステル、庭には何故かアヒルを飼っている。ここの宿泊代は決して安くはないが、街の中心に有り便利ゆえ仕方ない。
800Eurの宿もあるが、街から外れる、多くは2000Eur以上で、向かいは3000Eurである。
スキー場のホステルは、スイスのリゾート地のサンモリッツにも有りましたね。


キッツビルが私的には一番では無い理由
①標高が2000mしかなく、標高差2000mのダイナミックな滑りができない、これは致命傷ですね。
それに付随して、暖かい日には柔らかくなった雪はコブを作り、下からアイスが現れ斜面が荒れる。
②滑らした滑走面は620kmと表示されて広いが、8ツのスキー場を無理やりに谷をゴンドラて繋いだりしたものである。これは許せるが、ゲレンデ間の移動が普通は滑りこみで出来るのに、ここは水平連絡道を延々と漕いでいかなくてはならない。これはかなり応える。
③シニアに優しくない。フランスでは多くのスキー場がシニア割引をしているのに、ここは一切ない。
④山、谷の構造が複雑で判りにくい。リフトを降りると目の前に大きな配置図が有るが、何処も人が一杯で皆さんも判らないようである。こんなスキー場も珍しい。

ヨーロッパで12時間掛けても、スキー場のハシゴをする馬鹿

昨年は、面倒な乗換が無くて済むシャトルバスの甘い誘いにのり、詐欺に掛かりトリノ空港てマチボウケさせられました。あわや駅で一夜かとの教訓から、今年はバス電車ですっきり行きます。とは言え、トリノからヴェローナまでイタリア自慢の高速鉄道を使っても、12時間の強行軍です。
しかし、常に車窓には雪山が見え飽きることはありません。トリノからは子供連れの親子と相席になり、貼り絵やロ ゴ作りをして楽しみました。子供には日本語でも通じるようで?イタリア語は必要が無いようです。順調にペンションに着き、英語も喋れない日本人が又来てくれたとハグされ、何時もの一つしかない一人部屋に案内される。さすが評価9.5の宿は心地よい。
スーパードロミテとは、公式サイトによると、滑走距離が1200km(青森~岡山)、リフトが446基とスバ抜けて世界一です。ただし、途中バスの利用も含め、12のスキー場が繋がっている。所属する街は50に及ぶ。リフトで全て繋がっているのはフランスのトロアバレイが世界一です。
ルートは Cesana⇒ Oulx ⇒ Torino ⇒ Milano ⇒ Verona ⇒ Fortezza ⇒ Brunico ⇒ Corvara

満月の夜でもオーロラは見えるアイスランド

レイキャピックのブルーラグーン温泉に浸かりながら、オーロラ観測が希望でしたが、願いが叶わずに、宿の近くで見ることにした。
宿の近くでのオーロラ観測ですから、宿は殆ど郊外の一軒屋を予約しました。一日目のレイキャピックの宿は、野原に住宅がパラパラ有るところ。事前にメールで玄関のキーボックスのコード番号を知らせてきたので要注意である。庭の草は伸び放題。
門扉は紐で縛り開けれない無人小屋風。隣で聞いてみると、裏口が有るから探したらと云われる。
空き地の横に、かんぬきをした裏口が有り、手を入れたら空きました。玄関の電気は点いていて、鍵ボックスも見つかり、番号合わせで玄関の鍵をゲット。暖房してあり、六部屋有る立派な宿であるが管理人が居ない。結局誰も来ずわたくし一人で一軒家に。
自宅に帰った気分になりました。オーロラの予測ページによると、アクティビティは3のレベルである。
期待して光の無い所まで車で移動して待つことに。
しばらくすると、北西の空にそれらしい物が現れるが確認できないが、目より感度の良いカメラには写っていた。
三日目はすっきり晴れて、カメラにとらえる事が出来た。揺れるカーテン状になり青白く輝いている。初めは静止画で撮っていたが、動きがあるからと動画でと思い必死で撮る。後で見てみたら、当たり前ですよね何も映っていない。
この宿はオーロラ観測小屋の様に、家主の家から二百メートルも離れた一軒家。
雨が続いたが、六日目の北東部のミーバント湖に泊まった晩は、ホテルの部屋からも見えた。初めはホテルの明かりが見えなくなる所まで移動して
車の中から観測。丁度満月の日で、明かりが無くても歩けるほどである。晴れてはいるが条件は悪いと思っていました。
はじめは、雲の形にしてはおかしいと思っていましたが、突然青くなり動きだす。水平線だけを注視して居ましたが、頭の上でも現れている。
その動きは激しく、オーロラ特有のカーテン状になり、揺れ動き又すぐに消えてしまう。
バカチョンカメラで、それも三脚無しで、車の窓に固定して撮影ですから上手くは出来ないが、オーロラと確認できる写真となった。
ホテルら帰ったら、皆はホテルの庭で観測している。それにしても満月にオーロラが見えるとはびっくり。
ミーバントの露天風呂はブルーラグーンの三分の一程の大きさですが、湯温は高く、周りの景色も良くこちらの方がお勧め。

アイルランド最高峰を登る。

Carrauntoohil (カラントゥーヒル山)はアイルランドで最も高い山です。
アイルランド最高峰と云ってもその高さは、わずか1,038メートルの山です。
アイルランドの南端にあるキラーニー国立公園の中に有りますが、登山ルートはGoogleマップで駐車場が探せた、北側からのルートを取りました。
キラーニーの街から、林道を南に20kmほど走ると、登山口の駐車場が有ります。
標高200mの登山口から歩程6km程で、800m余登ります。普通の人は6~8時間掛かるとのこと。一寸不思議に思ったのですが、そんなに時間が掛かるわけが後でわかりました。二人いた登山客を追い越してしばらく進みましたが、一寸も高度が稼げない平らな道。川を三度横切りましたが立派な橋が架橋してある。小一時間歩いて又川に差し掛かりましたが、今度は橋が有りません。飛び石が置いてあるが前日の雨で増水していて渡れない。あちこち渡れそうな所を探すが見つからない。意を決っして靴を脱ぎ裸足で渡る。膝上の急流である。ストックが無くては渡れ無かった。そこからは前日の雨で湿地帯の様になり、ルートたが判りづらくなり、迷い迷いして、あげくのはてに、こんな時にも、グーグルのオフラインマップは重宝した。もしこれが無かったら、地図も持たない初めての山で、諦めなければならなかったかも。
ここからは岩壁にぶち当たりも何処にも登山道は見つからない。唯一登れそうなルートは、落石の出そうな、危険な岩のルンゼのみである。
これをを一時間ほど登りやっと台地に出て、登山道が見つかる。下を見ると、続々と登ってくる人を見つけ、ルートで有ることが確認できて一安心である。ここからはルートのはっきりした登山道で安心して、三十分程で頂上である。
何処から登った来たのか先客が二人いた。

東欧レンタカー一人旅/トルコへ入国拒否され、戻るとギリシャも入れてくれない!!

東欧一人旅/トルコへ入国拒否され、戻るとギリシャも入れてやらないと云う!!

ブルガリアからトルコへは未承認国家沿ドニエストルと同じで入国拒否された。理由はグリーンカード(自動車賠償責任保険)を所持していないからです。
東欧諸国をレンタカーで国境を越えて入国するには、必要な書類ですが係官によりけりで、無くても粘れば入国できることが結構ある。レンタカー会社で入手できる場合もあるが、有料である。大手のレンタカー会社では、基本的には東欧諸国には行く場合は車も貸さない(大手のレンタカー会社Avisの訪問禁止国は、欧州ではアルバニア、コソボ、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドヴァ、ウクライナ等でした)。入管事務所でグリーンカードを買うことの出来る場合も有るが、トルコには無かった。トルコを経由してギリシャにも行けず、一筆書きの東欧一周の旅が中断してしまう。ここは何とかしなくてはと、100km西に走り、出来るだけ田舎の国境から、ブルガリアからギリシャに入国する。これはまんまと成功する。それでも行列で二時間半も手続きに掛かった。
この勢いでと、ギリシャから再度トルコ入国を試みる。高速道路は外し田舎道を選ぶ。
トラックは一台も居ないが、バカンスの日曜日だから乗用車が凄い列で二時間待ち。ブルカリアからの出国は簡単でいつも通り。
ところが、矢張りバカでは無い。トルコ入国管理の若い女性の職員が、ドキュメントを片手に、運転者の名前が書いて無いし、グリーンカードが無いと、鬼の首でも取ったように振りかざしている。入国出来ないから帰りなさいと云う。
別の男性職員に、この書類で今までにブルカリア、ルーマニアからモルトバと入国している。なんでトルコは駄目なんだ。納得できないと食い下がる。もう必死である。、一日だけで帰ってくる、ホテルの予約表も見せて、one day one nightと頼みまくる。気の毒そうに私を見ている態度が変わり、他の職員の手前OKが出せないので、車を駐車場に入れろと云う。暗くなるまで待っていると、例の職員がone day one nightでOKとパスポートを持ってくる。やったーである。お互いに両手で握手して別れる。嬉しかったですね。感動の長い一日でした。
今日は入国手続きだけに六時間掛かってしまった。レンタカーの保険料をフル契約をすれば、グリーンカードが付いてきたのかも知れないが。
六週間なのに格安の500EURとケチったからね。遅くなったが予約のトルコの古都エディルネのホテルに入れた。

★翌日は約束通りワンナイトでギリシャに戻るが入国出来ない。
トルコの入管事務では"珍しいよ、日本人だよと大騒ぎして"皆で送りだしてくれたのに。2km走り、前日に出国したギリシャ入管はがらりと変わっていた。対応した職員が悪いのか。いつものようにグリーンカードが無いから入れないという。昨日ここからトルコに入国して、又ギリシャに帰ったばかりだと云うと。東欧はみんなグリーンカードが無くては運転させないと云う。トルコへ帰れと云い、取りつく島もない。結局又トルコの入管に戻り頼んでみるが、あんなに皆で送り出してくれた職員とは思えず、トルコには入国させないと云う。国境の真ん中で、あっちも駄目、こっちも駄目で身動き出来ん、どうするのだと云うと。グリーンカードがをファクスで取り寄せよという。そんな難しい交渉は言葉が喋れないので、お前やれと云うと、三人くらいで色々やった結果、お金が絡むから駄目だと云う。
敵も俺を国境の真ん中でほって置くわけにもいかないであろうと、足元を見透かして、トイレを貸せ、水をくれ、歩いて行けるところで飯屋は無いかと何度も顔を出す。遂に音を上げたのか、指定した入管から一時間以内にブルガリアに出国するなら出国させてやると云う。大成功である、ブルガリアに入れば、前日通りの入国管理事務所からギリシャに入れる。
そうすれば十日間は自由に走り回れる。その後のアルバニア入国は出たとこ勝負である