80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

▲▲無酸素登頂登山家 鈴木孝雄の山登り https//yeti2.muragon.com▲

エキゾチックなボリビアのラパスへ

4/8
イグアスの滝を見た後に、パラグアイにより、クスコ、ラパスと訪ねる予定でしたが、黄熱病の予防接種が出来ずに、パラグアイを飛行機でパスすることにした。処が、直接行く飛行機がなく、イグアス⇒アルゼンチンブエノスアイレス⇒ボリビア クスコ⇒ラパスと二回乗り換えの夜行便の大変なフライトになりました。クスコまでのチケットが発行されていなくて、外に出てチケットを発行して貰わないといけなく、空港を出ましたが、怖くて街には出ませんでした。
朝早いせいか、空港内は落ち着いていました。しかし、服装はアルゼンチンとは大違いで貧困で、わたくしよりも更に悪い (笑)

            大きなバスターミナル


ラパスに早朝到着し一番安い、バスと言ってもワンボックスカーに乗り市街地へ。観光客は誰も居なく、注目をあびる。バッグ一つなら良いが、スーツケースで旅をする人には危なすぎて勧められません。バスターミナルには行きませんが、近くのバス停を教えてくれて降ろしてくれる。バスターミナルで今夜の夜行バスでウユニ塩湖に行くためのチケットを予約する。荷物を預かってくれて、安く夜食付きのバスを予約して街へ。二晩続きの夜行なので、少し高いが二階のカマを予約する。 

  バスやツアーのオフィスが、全てここに集中している。まことに便利である


バスターミナルから、市街地は離れているが、ミニバスに乗る。歩いても15分位だが、帰りは上り坂になり、空気が薄いので注意。バスで戻る。


すり鉢状の特徴的な地形の中に広がる美しいラパスの町並みは、観光客を魅了して止みません。アイマラ、ケチュアなど先住民が人口の過半数を超えているので、民間信仰を始めとした文化が他の南米諸国と比べ色濃く残っていて、街の市場などでそれらを見かける、目が釘付けです  笑い それに、中国人、韓国人も居なく、異国情緒満点です。


       市街地はこのすり鉢の底にある

        ムリリョ広場は何時も人通りが絶えない

        サンフランシスコ寺院



すり鉢状ですから移動が大変ですが、ミクロバスよりも更に安くて速いミニバスが発達していて、行きたい観光地先を言うと、何番に乗れと教えてくれる。乗る時に行先を言っておくと、着くと呼んでくれる。三十円で移動できる。標高が富士山並みですから、ゆっくり歩かないと高山病になる。

           バザールは見ていても楽しい  
一日あちこちと歩き回り、バスターミナルに戻り、ザックを受け取りウユニ行きの夜行バスを探す。

パタゴニア ペリト・モレノ氷河国立公園氷河トレッキング 

4/2
ペリト・モレノ氷河国立公園氷河トレッキング ツアーは年齢制限に引っかかり、参加できない。


ここは氷河見学が主で、あまり他のアクティビティが無い。氷河トレッキングは有るが、クレパスが有る為に、ザイルを組むために、一人では入れない。ツアーの料金たるや二万円前後と高く、更に入園料を1800円も取る。オマケに年齢制限まであり、10才以上65才までである。そして保険加入が条件である。こんなところで、年齢制限でひっ掛かるとは、想像もしていなかった。最近は、レンタカーでも、割増料金を取る会社もあるが。保険の関係で仕方ないことではあるが。


氷河は世界最大の、パキスタンのバルトロ氷河を、ガッシャブルムⅡ峰を登った時に、一番奥のガッシャブルム氷河まで片道で、八日間も歩き堪能しているので、氷河を歩くトレッキングツアーは潔く諦める。


ここは、ヒマラヤでは見れない、氷河の末端が湖に崩れ落ちる瞬間を、時間を置かずに多く見られると言うので、天気を見て、急遽決めた。バス会社が集まっているバスターミナルに行って、バスのチケットを購入しようとした。すると15分前に行ったのに、全てバスは売り切れである。最後に、端っこの会社に行ったら、バスは出てしまったけど、お客のホテルを回っているので、呼び寄せてやると言われ待つことに。十分待つとマイクロバスが戻ってくる。又別のお客を次から次に乗せて、遂に乗れなくなり、大型のバスを手配するからと待たされる。三流会社はサービスが良い?・・逞しいね。


氷河見学のトレッキング四時間くらいして戻ってきたら、帰りのバスが判らない。来るときに何度もバスの交換をしたし、三流バス会社はバスに表示もなかった。
そんなことで、私の帰りのバスが判らなくなり、切符を来るバス、来るバスの運転手に見せて聞く羽目に。切符には、時間も場所も、会社名もない。ただ、私のパスポートナンバーと会社の電話番号が書いて有るのみ。そして、電話をしてくれ、やっと解決。困ったハイシニアだね。


ここは、パタゴニア、街を出た時は晴れていたのに、虹が掛かり、氷河に着いたら雨と強風である。日が当たっていてこそ綺麗な氷河、何とも自然には勝てない。少しでも、近づきたいと遊覧船を申し込む。これも、1800円と高く凄いインフレである。それも、三分の一が中国人の団体。何とも今日はついていない最悪の日になりました。オマケに、帰りのバス騒動で、どこかにストックを忘れてしまった上に、明日の飛行機のEチケットも落とすし。

アルゼンチンからウルグアイへ日帰り旅行!

 4/4


世界遺産の街コロニア・デ・サクラメントへ日帰り旅行に行く。フェリーのチケットは前日に、フェリー会社のseaCat社のオフィスに行き、パスポートを提示して購入しておく。
陸路で行くと大変ですが、高速フェリーに乗れば、一時間一寸で行ける。地元の人も日帰りで旅を楽しんでいるようです。
三時間かかる船なら安いが、高速艇で行くと、往復で六千円位かかる。
コロニア・デル・サクラメントはスペインの植民地になる前、ポルトガルの貿易港だったという歴史ある街。



そして、スペイン、ポルトガルとめまぐるしく統治が変遷した珍しい街。狭い街で歩いて簡単に回れる。大きな建物もなく、ホッとする。
歴史的な建物が皆博物館になっている。路地には、クラシックカーがさりげなく置いて有り、絵になる街である。



カフェテリアでお茶でも飲み、通りを眺めてのんびり過ごす。海に囲まれているが、こちらの海は泥水で汚い。


       タンゴショウ鑑賞に
4/4  ウルグアイからブエノスアイレスに戻り、ホテルで一休みした後で、
ブエノスアイレス最古のカフェ「カフェ・トルトーニ」で念願のタンゴショウ鑑賞に出掛ける。


カミニートに行った帰りのバスで乗り合わせたご婦人が教えてくれた、ブエノスアイレス最古の喫茶店で、有名人のたまり場になっているとか。入るのにも時間帯では並びます。この前は見そこなったので、エル・カラファテから、又ブエノスアイレスに戻ったので、今日は一時間半前に行き、お茶を飲み待つ。


夜の十時開演で喫茶店の地下で、ビールを飲みながら、タンゴを鑑賞する。昔は、港町のブエノスアイレス下町、船乗りがお客。女性が踊りながら上手にお金をスル技を披露  笑い


三十年間の宿題をこなした満足感で一杯。繁華街の真ん中で治安が心配であったが、これだけのお巡りさんが居ては、街は静かなものである。一キロ位離れると、路上生活者や浮浪者が居て不安はある。
翌日からは、デモであちこちの道路が閉鎖されている。フランスと同じですね。

世界のトレッカーが夢見るトレッキングの聖地 チリのパイネ国立公園でトレッキング 


トーレス・デル・パイネ国立公園のトレッキングルートは沢山あるが、世界のトレッカーの睡涎のWルートと云われる、Wの字の様なルートである。テントを背負って四日から十日は歩かなければならない。私は、Wの三辺のメインの一つを歩いただけである。
今日は、その周辺の麓を歩いた。天気を見ながら、コースも決めずにとりあえず六時半に、バスターミナルへ。ここに、全てのバス会社のオフィスがあり、バスの発着場になっている。値段が安く、良いトレッキングルートのある所の路線バス会社を探す。
Maria Joseと言名前に惚れて、ここに決める。どうも三流の会社の様で、USBも付いていないバスである。



二時間走り、公園事務所で入園手続き。


入園料が3400円もする、ボッタくリである。わたくしは、前日に入った時に、三日間居るとと言って、パスポートナンバーを登録してあるので無料で入る。この手続きに一時間もかかり、更に小一時間走りPudetoへ。

  懸垂氷河を持つパイネグランデ山。懸垂氷河の崩壊が頻繁に起き、大音響が響き渡る



今日はセロ・パイネ・グランデ3035mの岩峰の周りを、眺めて湖の畔を10km程をのんびり歩く。ここに、生まれて初めて見る、一つの岩峰で一部が白くなった、ペンキでも塗った様な不思議な光景に出会う。


説明書によると、このクエルノス・デル・パイネは、マグマがユックリと冷えたためにこの様な色になったとか。このⅡ峰の他にも、背後に一つの稜線だけが白くなっている山が有る。神も粋な悪戯をするようですね。


何度も休み、氷河が崩壊するのを待って、昼寝をしたりして19:00のバスまで過ごす。夕方近くになり、ついに天気が崩れ雨になる。ターミナルのカフェに逃げ込み、コーヒー一杯で二時間休ませて頂、バスの人に。

             サルトグランデ



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世界のトレッカーが夢見るトレッキングの聖地「トレー・デル・パイネ 」


世界のトレッカーが夢見るトレッキングの聖地 チリのパイネ国立公園でトレッキング
トーレス・デル・パイネ国立公園はチリの首都サンティアゴから約3,000キロ南に位置する。公園内の最高峰は標高3050mのパイネ・グランデで、セロ・トーレのアゴスティン峰が2850mで2位と続く。「パイネの塔」この美しい3本の塔を見るために、世界中からトレッカーを呼び寄せています。トーレスデルパイネ日帰りトレッキングは 約8-9時間のトレッキングコースです。テントを背負って、四日から十日かけてのトレッキングが最高ですが。


わたくしは、アルゼンチンのエル・カラファテからバスに七時間乗り、国境越えしてチリのプエルトナタレスへ入りました。
ここで三泊して、朝七時の、一番のバスで入り、国立公園事務所での手続きや、更にシャトルバスに乗り換えて、十時に登山口へ。



ここで、入園の手続きをする。入園料が3400円もする、ボッタくリである。わたくしは、三日間居るとと言って、パスポートナンバーを登録して翌日は無料で入る

ここがバスの終点。ここからは、小型バスで登山口まで送ってくれる。
シャトルバスを降りて、ここから、八時間のトレッキングです。
帰りのバスも予約制で、19:00と21:00です。これに乗る為に、登山口までのシャトルバスで降りてこなくてはならない。21時のバスにすると街に着くのが十一時過ぎになる。従って、足には自信があると19:00を予約する。片道10km弱ですが、登ったり下ったりと、とってもしんどい山道。

ここの道に入るまで、別荘やキャンプ場の道が沢山あり道に迷う。MapsMeが有ると助かる

最後の一登り、これでもかこれでもかとガレ場が続く



日本のコースタイムならX7位で歩く自信はあるが、海外のコースタイムは厳しい。もし乗り遅れたら野宿である。最後は氷河が残した、岩の堆積の歩きにくいもレーンである。やっとの思いで、たどり着いた。三本の針峰の下には、ハンギンググレッシャーから落ちた雪解けの池がある。この美しさは神々しく見える。これを見たさに、世界からトレッカーが集まるのは納得出来る。何処からでもこの山は見ることが出来るが、苦労してここまで来た山は格別である。みんなの満足そうな顔は、自分を一段と高みに上げれた満足感に浸っている様でした。、帰りの途中で
一緒になった中国人が、登ったかと聞くので、三時間で登ったと言ったら。ストロングマンと、記念に一緒に写真をと言う。彼らは諦めて下りてきたようです。遂に、ここまで中国人だらけ。庶民に登山文化は根付いていないが、海外の有名ルートのハイキングは、良く見かけるようになった。もう必死でゴボウ抜きで追い越して、帰りのバス時間の二時間前に着いてしまう