80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

▲▲無酸素登頂登山家 鈴木孝雄の山登り https//yeti2.muragon.com▲

ナミビアのエトージャ国立公園でサファリ アフリカ像、サイ、バファローに会う

アフリカ南西部の大西洋に面した国ナミビアは、1990年に南アフリカから独立したばかりの、比較的新しい国。ここには、世界最古の砂漠であるナミブ砂漠、宇宙からでもその姿が見えるというアフリカ最大の湖・エトーシャ塩湖、千年以上生きる植物ウェルウィッチアなど、たくさんの観光スポットがあります。


一方、貧富の差が激しいことなどから、首都ウィントフックを始めとして治安の面で問題がある場所も多いです。
アフリカのサファリは、ツアーに参加して、プロガイドがサファリカーで案内してくれるのが定番です。しかし、エトージャ国立公園は、ガイドツアーが無くて、自分の車で自由に走り回ると書いて有ったが、来てみるとツアーが盛んに行われていた。
ゲートで、何処でどんな動物が出るかを毎日チェックして出掛ける。園内は全て未装道路で、事故や故障が多く、携帯は通じず苦労するようだ。


エトーシャには、サファリのビッグ5と称されるライオン、ヒョウ、サイ、アフリカゾウ、バッファローを始めとして、たくさんの動物が生息しています。特に乾季の5~10月には、水場に行けば高い確率で動物と出会えるのもエトーシャの魅力です。


バッファローが列をなして水場に来る光景は圧巻です。動物の密度も南アフリカのクルーガー国立公よりも高く、入園料は五分の一の600円。木が少なく遠くから動物が見つけられ、お勧めのサファリ。ただし、全て未舗装で運転には要注意である。


宿の主人はハンターであるが、豹は一年に一度見るか見ないかだと。私も結局見ることは出来なかった。主人のお手柄の豹のはく製の前でツーショット。

          園内には素敵なレストランが有る


園内のロッジは高くて泊まれないので、110km離れたオーチョに二連泊する。翌日もサファリに動物との出会いを楽しみに、ダートの道を砂煙を上げて走り回る。波打った道で20km位しか出せないが、動物のいない時は、我慢して60km位にスピードを上げると却って楽に走れる。しかし、ハンドルを切ると途端にハンドルが効かなくなる。

塩湖はボリビアのウユニだけじゃない!ナミビアのエトージャ塩湖


エトージャ国立公園には一気に行けないので、ナミビアのザンビアの国境沿いの街の、カティマ・ムリロに民泊した。翌日、800km走り、ナミビア塩湖の塩の街として栄えた街であるツメブまで走り一泊した。エトーシャ塩湖はナミビア北部のナミブ砂漠にある塩湖。 大きさは東西120km、南北60km、面積約4800k平方メートルでアフリカ最大の塩湖。流れ出る川のない塩湖で、塩湖とその周辺はエトーシャ国立公園になっている。湖の南側に広がるモパニの林には象やライオンその他の、野生動物の天国である。塩湖を小鹿が通過していたが、乾季で水が無いので、どちらが天地か判らないトリック写真は撮れなかった。


塩は専用列車が通じていて産出されている、無尽蔵である。
エトージャ国立公園と隣接していて、道路からも目の前に良く見えるが道が見つからず、歩くことは出来なかった。


園内の道路も一部塩の道で真っ白で、アメリカのホワイトサンズ国立公園を想像させる。矢張りここにも雨季には大量のフラミンゴがやってくるとか。夏のメキシコでも見損ない又もやである。

世界三大瀑布のひとつ、ビクトリアフォール

10/4
ジンバブエの第二の都市ブラバヨから440km走って、ヴィクトリア滝へ来ました。
ザンビアとジンバブエの国境に位置するビクトリアの滝は、ナイアガラ、イグアスの滝と並ぶ世界三大瀑布のひとつ。最大落差108メートル、幅1708メートルという壮大な規模を誇り、滝壺に流れ落ちる激しい水音は雷鳴のようだ。アフリカ南部随一の観光地で世界遺産にもなっている。今年の三月に行ったイグアスの滝には負けますが、落差ではこちらの方が高いです。イグアスの滝は二段になって落ちているので、トータルではイグアスの滝に軍配が上がります。優美さでもイグアスの滝ですか。これは好みの問題ですね。
不思議と世界三大瀑布は、共に二国間にまたがっています。



初めにザンビア側から見ようとする。レンタカーでの入国は、レンタカー会社でグリーンカードが発行されずに入国出来ない。従って、駐車場に車を入れて、歩いて出国審査を受けて、ヴィクトリア・フォールズ橋を目指して炎天下を延々と歩く。人力車が盛んに乗れと誘ってくる。ヤット橋に着き,眼下にザンビア側のヴィクトリア・フォールズが見える。ザンビアの入国にはビザの手数料が6300円も必要である。滝は見たし勿体ないので入国せずに、又歩いて戻る。
ジンバブエへの入国にも30US$が必要ですが、ザンビアへ入国しなかったと云ったら、何か紙切れをくれて、それを見せたら入国審査もしないで入国出来た。


ジンバブエ側の滝の見学である。先ずはリビングストンの像を目指し、そこから滝見学を始める。

水量は乾季なので少なく、水しぶきにも掛からずに快適に見学出来てお勧めです。雨季には物凄い水量で迫力は有るが、合羽無しでは見学できないとか。

南アフリカ、予約の宿の位置情報がデタラメ 宿に入れない

クルーガー国立公は広く、南北に500kmもある。三泊して最後の日は、どうしても豹が見たくて、舗装道路以外を積極的に攻める。日の出から日没まで目いっぱい走るが見つからない。



おまけに、カーナビで今晩の宿を入力したが、公園のゲートが通過できない設定なので、とんでもないルートを返してくる。


何度も修正しながら、やっと見つけたゲートから出るが、道路が工事中で未舗装のガタガタ道を、地元の人に案内されて50kmも走らされ、暗くなってから宿に着く。処が、ここには宿が無い。あちこち尋ねたら、俺が連れて行ってやるから、車の後に着いて来いと言う。お言葉に甘えて附いていくが、4kmも走っても着かない、周りは暗いし、変なところに連れていかれヌイグルミ剥がされる強盗ではと怖くなり、迷ったふりをして逃げ帰る。それでも宿に入りたいので、道を歩いている若いお兄ちゃんの二人連れに聞く。良くわからないので何度も聴くと、案内してやるから俺たちを乗せろと言う。怖かったけど、説明の仕方に誠意を感じて信じることにする。矢張り物凄く離れていて、暗い道になる。先ほど車で後に着いて来いと言った人と同じ道である。



着いた所が、車の解体業者のヤードの様に塀で囲まれている。宿とは書いて有るが、予約の宿の看板も無い。


クラクションを鳴らせと言うので鳴らすと、扉が開き、中にコテージが一杯ある。宿の緯度経度が間違っているので,カーナビでは案内してくれないわけである。明るいうちなら住所から聞きながら探せるのに苦労した。若者に感謝して、元の道まで送り、お礼をした。
レンタカーだと、安くて面白い宿に泊まれるが、看板が無い場合が多くて探すのに苦労する。これも、旅の楽しみの一つと思っていますが。

南アフリカのプライデ・リバー・キャニオン


クルーガー国立公園の近くにあるブライデー河と1000mの高低差の渓谷を織りなす景観が素晴らしい。
此方へ来て、スワジランド最高峰Emlembe登山の、雨の日の予備日として日程が確保されていたので、南アフリカのグランドキャニオンに期待して、遠路500kmを走ってきた。R532はパノラマルートと呼ばれ、南アフリカの最も景観が素晴らしいドライブコース。処が、駐車場からしっかり歩かされ、たどり着いた丘からの眺めは、深い谷を隔てて、対岸に岸壁が有るには有るが・・・・矢張り迫力に欠けて、アメリカのグランドキャニオンと同様にがっかりする。期待が大きすぎたのでしょうね。
でも、ドライブコースは、空いていて素晴らしい。案内板に従い、あちこちと寄り道するが、四駆ではないので躊躇する道が有る。
あちこちに落差の大きな滝が有る。日本の様に山あいに有る滝と違い、平地の地割れによって出来た滝である。近くまで車で行けるのは良いが、下からではなく上から眺める滝である。




南アフリカは、大変豊かな国の様で、道路も素晴らしく整備されている。高速道路も整備され実に走りやすい。来てみてビックリしたのですが、日本と同じ左側通行なんですね  笑い
車も、日本のような軽ではなく、皆ピカピカの新車です。東欧諸国やバルカン半島と違い古い車は走っていない。そういえば、ベンツの海外工場の一番がここ南アフリカでは。しかし、ここも貧富の差は広がっているのでしょうね。