80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

▲▲無酸素登頂登山家 鈴木孝雄の山登り https//yeti2.muragon.com▲

ジンバブエ「ブラワヨ」もジャカランダが咲き乱れる綺麗な街

10/3
ガス欠の一歩手前
南アフリカの最後の宿から、ビクトリアフォールまで800kmあるので、途中のジンバブエの第二都市ブラワヨに泊まる。


そこまでの間一つも街が無い。たまに小さな部落が有るだけである。街を出るときにガソリンは満タンにしておくのですが、寄ったガソリンスタンドがクレジットカードが使えないと言う。それではとパスをしたのが運の尽き。行けども行けどもスタンドが無い。メーターたが四分の一を切ってしまった、まだ300kmも先である。心配をしている矢先、地獄で仏である。ガソリンスタンドが有る。一寸さびれているが現金で入れようと入る。ところがガソリンは空っぽで売るものが無いと言う。俺のメーターを覗き込んで、それなら、ここから集落に入るとスタンドが有ると紹介してくれる。疑心暗鬼で高速を外れ部落を探すと有るではないか。救われた。

               大木「バオバブ」


これで安心して、あちこちの集落に寄りながらのんびりとドライブが出来る。

        交通機関は無く、みんな歩いている

          人懐っこく、美人だらけ

    これが住宅で、電気も水道もない。自転車すらなく全て歩き
一本道の道路からは殆ど集落は見えないが、何処からとなく人が道路を歩いてくる。森に入るとポツンポツンと住宅が有り、移動は全て歩きである。陽気で手を振ってくれる。
矢張り、最後までガソリンスタンドは無かった。

ジンバブエへ入国で国境マフィアにタカラレル

10/3



             国境ゆえに写真は無し
レンタカーでの陸路の入国は、グリーンカードが無いと入国できません。旧ユーゴスラビアへ行ったときは、一切グリーンカード無しで、粘り勝ちで入国しました。しかし、今回は、南アフリカの隣国はグリーンカードを取りました。たたし、スワジランドとレソト王国は無しで誤魔化してしまいました  笑い
南アフリカのからの出国は、普通に簡単でした、処が、ジンバブエの入国はとてつもなく煩雑で大変でした。入国手続きには、アライバルビザが必要でした。30USDが必要です。ここまでは良いが、車での入国には、車用のビザ??が60USDを別に要求される。並んでいると、エージェントと称する人が、こちへ来いと、仲間が番取りをしている人と代り、割り込んで早くなる、初めは良くある外国人の特別待遇かと思いきや、国境マフィアのぐるである。窓口では、申請用紙はと言うと、エージェントに貰えと言う。私に何人もの首から写真付きの身分証明書をぶら下げた人が、付きまとってる。入管の職員もグルの様である。書類には、レンタカーナンバー、車体番号等々必要でそれを完成させて持って行くと、この書類も必要だと別の書類を渡される、小さな字で読めないので、虫眼鏡を出すと、横の公認エージェントとやらが書いてくれる。この用紙を窓口に持って行くから、8000円必要だと言う。俺には、ここで待っていろと言い、数分したら受付印を押した用紙を渡される。次にカストマの手続きで6000円必要だと言う、これは国境マアフィアである。危険を感じて、彼らかを振り払って自分で手続きを続けるが、何処へ行ってもこの書類に印鑑を押して貰えと言う。窓口に戻ると、待ってましたとばかり、例のエージェントが書類を出して書き出す。3000円を要求され根負けして払う。今度は最終の警察の窓口へ。これで終わりかと思いきや、警察の荷物検査でヤット出国できた。ところが、その後も数十メートルで又もや検問が有り現金を渡している人も居る。手を変え品を変えたかる様です。、
最後の時に、エージェント料を五人分の約四千円払えと言うが、無視して振り切る。
後日談、出国の時に入国申請した書類を全て持って来いと言う。矢張り正規の書類だったのかな?


この他に提出済みの書類が四通ある。

ナスカ地上絵で、最後のトレッキング

4/18

アキレバ発21:30のCruz del Surの夜行バスで、ナスカ地上絵のナスカに06:20に着く。


今日は一日ナスカで過ごし、泊まらずにそのままリマに向けて、又も夜行バスである。
バックパッカーの学生でも、二日続けての夜行バスをする人は少ないですね。
私は、今回の旅では三回目の、二日続きの夜行バスである。
南米は、長距離バスは夜行が多いのと、効率的に旅が出来るのが良い。
朝の六時にナスカに着いて、カフェで時間をつぶし、今夜のリマに行くためのチケットを購入し、荷物を預ける。
これで足が出来て安心して遊べる。バスを降りてから、しっつこくナスカ地上絵のフライトを売りにくる。


ナスカ地上絵のフライト
1.地上高500mで三列シートで二十分  70$
2.地上高400mで二列シートで二十五分 100$
3.地上高200mで二列シートで六人、四十分  150$ 副操縦士付き


私は、やり手ばあさんを口説き、3を90$にまけさせて、契約。
結果はお客は五人で、私は最後の席で、ラッキーなことに両側を見れる。


天気は最高で、午前中なので影も出来て確認しやすいはずなのに、ナスカ地上絵はまさに消えていく寸前です。
写真の撮り方が悪いのか、良く見えない。
それにしても、紀元前後800年頃にこの乾燥地帯に文化が栄えた居たことは確かで、何のために作られたのか、未だに解明されていない。それどころか、他にも地上絵が発見され続けている。


ミラドールでトレキング


地上絵の飛行機からの見学を終わると、ナスカは田舎町、フライト以外に何もない。それではと、地上から見れるようにタワーが建てられている、ミラドールにローカルバスを使って見に行く。バスターミナルでは「イカ、イカ」と盛んにお客を呼び込んでいる。このイカ行のバスに乗ると、30km程先でミラドールの見学塔の横を通る。


                 海藻


バス停は無いが、運転手に言っておくと降ろしてくれる。タワーには150円程の入場料を取られるが、二十メートルのタワーに登る。ここは、海藻の地上絵の真上で大きく、はっきり見える。
処が、時間制限で下ろされ、行くところが無いので、ウロチョロしていると、若いアベックに誘われて、地上絵が見下ろせると近くの低い山に登ることにする。


トレキングして、近くの山の上から、地上絵を見ようと出掛ける。

       炎天下をこ゚の道を、一時間ほど歩く


      この山を登り、地上絵を見下ろすつもり


麓まで三十分くらい炎天下を歩き、お互いにバテル。期待していたのに、標高が低すぎて地上絵ははっきり確認できないが、何本もの直線が描かれている。まっすく直線の筋が何本も確認できるが、これも何のための地上絵なのか解明できていない。
ミラドールの帰りは、ヒッチハイクでと小一時間頑張るが、止まりかけた車は有ったが、結局乗れずに。最後に止まったのはローカルバスで、百円払いナスカへ帰る。今回の旅の目標は全て終わり、残るのはリマ市内の三日間の見学のみになった。


怖い男
夜行バスを待つて、バスターミナルで過ごす。
三人位バスを待つ人が待合室にいた。しかし、荷物も持たない、不審な男が、席は空いているのに、よりによって私の横に座る。


何もしゃべらずにじっと前を見ているが、目つきが鋭く怖い。夜行バスなのに何も持たないとはおかしい。怖くなり、席を変えるが、彼はそのままで、時々チラッとこちらを見ている。少しお客が増えてきたので、屈強そうで信用できそうな人の横に座る。彼は、微動だにしないがトイレには頻繁に行く。バスのチェックインが始まった。飛行機の乗り方と同じように、荷物を検査してバスに乗り込む。私は、二階のデラックスシートにしていたが、彼はどこに乗ったか判らない。他のカモを狙って乗らなかったのかも。
一時は夜行バスに乗るのを止めて、ナスカで宿を探そうかとも思った。
バスの中では、ザックに足を乗せていても、カメラを盗られた人が居る。わたくしは、足を乗せて、更に毛布を掛けてガードする。疲れているから、知らない間に眠りにつき、目覚めたらリマであった。

アルゼンチン側イグアスの滝の絶景

アメリカのルーズベルト大統領ご夫妻がイグアスを訪れた時に「おおぉ~かわいそうな私のナイアガラよ!」と言わせたイグアスの滝



イグアスの滝は、日本によくある山の川から落ちる水流ではなく、地殻変動で地割れしてできたものである。現在は。ブラジルとアルゼンチンの国境に接しているが、昔はボリビアとも接していたが、移動して現在に有ると、NHKの特集でやっていました。

     アルゼンチン側は広いので、無料の列車に乗って
イグアスの滝は全長2.7km、無数の島や段差のため水流が分岐し、落差60mから85mの間に、水量により150から300もの大小の滝が形成されます。カナダとアメリカに接する、ナイヤガラの滝も大きいが、これはさらに大きい。雨が多いほど迫力があるそうで、今はギリギリの季節である。前の日にブラジル側へ行き、下から見たが、矢張りこちらの方が迫力がありスケールが違う。



川の上に桟橋を千メートルも張り巡らして、滝の落下口へたどり着ける様にしてある。悪魔の喉笛と称して、滝のもど喉元から滝がのぞける、イグアスの滝のハイライトである。

         圧巻の滝の落ち口「悪魔の喉笛」


         民族衣装の彼女宇笑顔が素適でした。
          
案の定、朝一は、中国と韓国の団体さんでビューポイントは独占され、動かない。今は皆動画を撮るので、長い時間撮影ポイントを独占される。ヨーロッパ人のひんしゅくをかっていた。

    延々と見学道が張り巡らされている、素晴しいサービス

南アフリカレンタカードライブ一人旅 「ナマクアランド」から「ウエストコースト国立公園」へ

10/14 
  南アフリカ⇒ジンバブエ⇒ボツワナ⇒ナミビアを経由して、再び南アフリカへ
         スプリングホック市へ

      入国管理ゲート    ナミビアから南アフリカへ入国。


ナミビアワルビス・ベイから一泊で1400km走り、スプリングホック市へ来ました。


荒れはてた半砂漠地帯に、一年のうち一瞬だけ花が咲き乱れる奇跡の花園があります。
普段は荒涼とした景色が広がる地域ですが、毎年8月の中旬から9月の上旬のごくわずかな期間だけ、わずかに降る雨によって一斉に、約4000種とも言われる植物が花を咲かせ、広大な花畑が姿を現します。見渡す限り一帯が鮮やかな花々で埋め尽くされます。
その時期は、毎年バラバラで、ほんの一瞬の花期に合わせるのは難しい。南アフリカに着いたら、一番初めに来ようとしましたが、ローテーションが難しく諦めて、ひょっとしたら狂い咲きでもと期待して来たが駄目でした。


              花は終わっていた


道なき道なので四駆以外には無理の様です。そこで、花園の中にあるロッジを予約しました。砂利道を恐る恐る進みやっと来ました。お花畑の中にある、一戸建ての素敵なロッジですが。四戸しかないロッジですが、満室です。花は無くても、自然に中の一戸建て、庭での朝食は素敵でした。これが、花の満開時には、まさに天国だったでしょうね。又、宿題が出来た。参考写真のような花は終わり今は何も無い。



            花園の中一軒家のロッジ

     一戸建てを独り占め 花の最盛期に一週間くらいのんびりしたい。


10/15  「ウエストコースト国立公園」へ行く。
どうしても花園が見たくて、スプリングホックから西に500kmの「ウエストコースト国立公園」へ行く。海岸沿いの広大な土地に、お花が咲き乱れる楽園である。四駆でないと走れないルートも多いが、2駆でも中心の道は走れる。ゲートで入園料を払う時に聞いたら、花は咲いているよとのこと。ところが、矢張りここも遅く花は終わりかけていた。

ケープタウンまで120km位はしり、ケープタウンを見学して、喜望峰も廻りに。