80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

▲▲無酸素登頂登山家 鈴木孝雄の山登り https//yeti2.muragon.com▲

ペルーのプーノから浮島「ウロス島」へ

4/12


       浮島ウロス島へ
ティティカ湖からプーノへ四時間ほどバスに揺られ、到着する前に、何処から乗ってきたのか、ツアーの車内販売員。
バスを降りたら、浮島へのツアーを探そうと思っていたので、話を聞いてみる。宿まで送迎して10米ドルで良いという。
遂買ってしまう。ところが、約束の時間になっても宿に迎えが来ない。宿で電話をして貰うが、ラチがあかない。しばらくしたら、電話がきて、迎えを二時間遅らせてくれと言う。それは駄目だと言って電話を切る。散策して宿に戻ると、女性が宿に来ていて、今から案内すると云う。



そして、彼女は電話をしまくるが送迎の車は来ず、結局は道路に出て三輪車を拾い、港へ行く。あの船で行けと言って去っていく。


ウロス島はトトラと言う水性植物を束ねて"浮島"である。


一軒用の小さいのから、三百人余が生活する浮島が有る。プーノから四十分ほどで到着する。二十人ほど乗せた我々の船は、五軒ほどが生活する島に着けた。


住人の説明で、島の作り方や生活について説明を受け、部屋に案内される。トドラを束ねて造った船に乗り、友人の浮島を訪ねる。ここは、独立国で、ビザに印を押してくれるという。
私は興味ないので押さなかったが、帰りは暗くなり、プーノの夜景をティティカ湖に映して見られた分得をした。

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    プーノの宿は「Hotel Manco Capac」


ラパスからコカナパーナに入るときに、船の渡し場で迎えられた、マンコ・カパック インカ帝国初代皇の銅像は名前もさること、強烈なインパクトであつた。


私も興味があり、プーノの宿は「Hotel Manco Capac」にした。トイレシャワー付きの三人部屋を10米ドルで有る。朝の五時半にチェックアウトの時に、何となく朝食はと聞いてみる。出来ますよと云い、三十歳位の青年は気持ちよく食堂へ案内する。パンとコーヒーをすぐに用意して、更にスクランブルで良いかと言う。食べ終わるとミックスジュースまで作ってくれる。この間、フロントは開けたままである。プーノは漁師の



港町で物凄く活気が有り、雑踏の街で、一寸怖いが、皆ウェルカムで優しく親切である。街の移動も、タクシーは高いので使わずに、もっぱら三輪タクシーを使う。
お金の受け渡しは、金網越しに行う。

南米イグアスの滝、ブラジル側 密入国がバレる

4/7
ブェノスアイレスから飛行機で、イグアスの滝のプエルトイグアスに入りました。着いた日は雨で停滞していました。翌日、折角来たからブラジル側も見てみようと、ローカルバスで出掛けました。

       これは観光バスで、ローカルバスではない
初めにアルゼンチン側国境で全員出国の手続きを済ませた。ブラジル側の入国手続きはビザを持っていないので、バスを降りずにそのまま乗っている。地元の人の日帰りの人も皆そのようにしている。外国人はブラジルの入国手続きをしに行く。バスの運転手が俺の所に来て、早く行けと言う。俺はブラジルのビザは持っていないので行かないと云うと、それは駄目だよと言うが無視する。入国手続きをした人を再び乗せ、バスは発車。プエルトイグアスで下車して、ゲートで入園料を払い、イグアスの滝へ散策コースを進む。

        もの凄い水量。豪音立てて落下する水

       ナイヤガラの滝の何倍も有るスケール

        自然の迫力に圧倒されます。必見ですね

      もの凄い水量で、水しぶきでびしょぬれである



ブラジル側のフォドイクアスを見学しての帰り。
ブラジルにビザ無しで密入国したのがバレル!! アワヤ


国境審査で、全員降ろされ仕方なしに、イミグレーションの窓口に。出国では引っ掛かる。ブラジルのビザが無いし、パスポートに入国印が無いから、密入国である。ビザも無いからと出国させないという。俺は入国するときに知らずにバスに乗っていた。知らないうちにブラジルに入国してしまったと云うが通用しない。ビザの入手の仕方の説明書をくれて、ビザを入手せよと云う。

             ビザ取得の案内書


そして、上司を呼んだが、スペイン語も英語も判らないしと云うと。呆れて上司は引っ込んでいった。こうなれば現場の判断である。バスの運転手は、俺が来るのを待っている。俺は明日日本に帰るのだと、自分の事を主張する。担当者は呆れて言葉もなく、こちらへ来いと言う。道路に出て、待っていたバスを呼び無罪放免である。当たり前だよね、こんな面倒なお客は早く追っ払いたいものね。アルゼンチンの入国は何も言われずに、パスホートに入国印をくれる。これでブラジル側のイグアスの滝も見学出来た。


帰ってから良く見ると、日本人はネットで五千円でビザが取れるようになっている、四カ国の中の一つなんですね。米国、カナダ、オーストラリアと日本。誇らしいですね。昨年行った、アルゼバイジャンは、空港でアライバルビザが無料で取れる唯一の国だったんですが、再入国は拒否され、航空券を新しく買い直す悲劇も有ったので油断は禁物。

インカ帝国が始まった地「太陽の島」コパカバーナへ

4/11
ウユニ塩湖発20:00⇒ 06:00ラパス着
     予定より早く、ウユニ塩湖からの夜行バスでラパスに朝の五時過ぎに着いた。


      浮浪者が一杯居る。怖いけど仲良く一緒にバスを待つ


イグアスの滝から、夜行便の飛行機でラパスに来た時に利用したバスターミナルで良く判っているので、早速コパカバーナへのバスの切符を買う。四時間の旅で、途中フェリーに乗り換える。以前はバスに乗ったままフェリーで渡っていたようですが、事故が有り、今は別々に別々に運ぶ。


上陸したところに、インカ帝国の初代皇帝マンコ・カパックさんと言う、とても強烈な名前の像に迎えられる(ラパスでは、敬意を表して、マンコホテルに宿泊する)。

           マンコ大帝


更にバスに揺られ、ボリビアとペルーの国境、ボリビア側にある小さな町「コパカバーナ」に到着。チチカカ湖観光の拠点となる町。荷物を旅行代理店に預け、コパカバーナから、太陽の島へ行く。

ツアー会社が何軒も有るが、一番賑わっている所を選び、太陽の島へのチケットを買い、荷物を預かってもらう。



船で一時間半掛けて島の北側に上陸して、島を1時間半以上歩き回って、島の南側からボートで帰るというプランがほとんどです。私は、バスから降りて、慌てて目の前の賑わっていそうな旅行業者から往復の船だけの、ガイドレスプランを予約しました。

     いきなりの急登。富士山より高い標高。息が切れる。

荷物を預けて乗ったのは良いが、帰りの便の乗り場と時間を聞き忘れてしまった。船を降りるときに船の人に聞いたら、俺もお客を連れて行くからついて来いと言う。仲間のガイドとその旅行者と共についていく。ガイドは島の中腹に有る宿に行く人を案内している。仲間のガイドも同じように数人連れている。ところが、お客の一人の65才のおじさんは、泊まりではなく私と同じように日帰り客。高山病でとっても急な道でゼイゼイハーハーで歩けない。このままでは、最後の船に乗り遅れてしまう。私を連れて行ってやると言った人は、途中で危険を感じたのか、仲間のガイドに任せて帰ってしまう。その時に、そのガイドに30ボリをチップで払ってくれと言われる。帰の舟に乗れそうになくなり、お客は目が引きつってガイドに喰ってかかっている。

          案内してくれたガイド

     頂上ではないが、島を縦断する道では一番高い所

        下りに入り、桟橋の近くに遺跡が有ったが、最終の船は出た後 
                ここで野宿か


一人のお客は、今日はラパスへバスで帰るのだという。ガイドに責任を果たせと喧嘩ごしで迫る。電話しまくってやっと連絡がついて、小舟で迎えに来てもらい、コカナパーナの島の先っぽに船を着けて、そこから、車で港まで送って貰える事になった。無事にコパカバーナに帰れて、私は問題ないが、一人のお客はガイドに200ボリビアーノ請求されて喧嘩である。お前が遅いからそうなったのだよ。
私は、チップの30ボリビアーノを払い帰る。若し小舟で迎えに来てくれなかったら、そこは、桟橋が有るだけで、家も無い。初めに下船したところへ戻り宿を探すしかなかった。集合時間とか場所は必ずメモをすることの教訓でした。

        島の先端から、コカナパーナへ送って貰う

        無事にコカナパーナに着いた。

一生に一度は見たい絶景!ウユニ塩湖「天空の鏡」を楽しむ

標高約3,700mにある広大な塩原、ウユニ塩湖は、雨季と乾季の間。塩原に一面に張った水により“天空の鏡”が出来上がります。乾季には真っ白な乾いた塩の大地が広がり、その広大な白銀の世界を四駆車で走り抜けることができます。どちらの景色も一生に一度は訪れてみたい世界の絶景として注目されています。


丁度天気が続き、更に風が無い条件か重なり最高でした。私は丸二日間ここで過ごしました。全てツアーで、四駆の車で七人乗せて案内してくれます。


4/9  ウユニ塩湖一日目  サンセットツアー
行きたいツアー作り。名前を書いて、エージェントの店頭に張り紙をする。希望者が書き込み、四人位集まれば成立する。私は、喫茶店で知り合った日本人男性と書き込んだ。


そしたら、韓国人、ボリビア人、エクアドルの人のツアーが成立した。サンセットと星空ツアーです。午後四時に出て、夜の十一時に帰るツアーで、素晴らしいトリック写真も出来ました。
ところが、みんなアイホンでの写真共有システムで私は入れずに、写真が有りません  涙



       4/10  二日目のデイツアー


日本人四人に、台湾の若い女性二人の、ディーツアーが出来ました。こちらは、デイツアーとサンセットの組み合わせでした。

            昔フリークライマー


       ツアーの定番の、列車の墓場に寄って行く


    ウユニ塩湖の中心にある、塩で出来たホテルでランチをする。


            快晴無風で撮影日和
      日本人四人と外国人二人のチームなので、楽しい撮影会

        孫のような人達に仲良く仲間に入れていただく



ウユニ塩原にうっすら水が張り、紺碧の空や流れる雲、満点の星空が映し出される“鏡”が出現します。湖面を歩くとどちらが空かわからなくなる錯覚に囚われる異次元の世界。移りゆく風景をいつまでも眺めていたい、世界中の旅人が憧れてやまない場所です

夜行バスでラパスからウユニ塩湖へ

昨日も、夜行の飛行機旅でしたが、ラパスで一日遊び、バスターミナルでウユニ塩湖行きの夜行バスを探す。

         24時間空いているバスターミナル


ラパスのバスターミナルには、ここから出る全てのバスの発着場になっている。十数社の旅行社がバスのチケットを売っている。


呼び込みも激しいが、時間と目的地を見ながら、交渉をする。2500円が最高で、私は別の会社のをまけさせて1500円で、二階のカマと言われる、水平近くになる席をとる。荷物はタグシートを付けて預かってくれるので、一応心配はないが、私は足元に置いて寝た。軽食と毛布が付く。足を乗せて寝ていたのに、中のカメラを盗られた人がいる。
わたくしは、足を乗せ、さらに毛布で包んで寝る。



WiFi付きとなっていたが使えなかった。


21:00発の夜行バスでウユニ塩湖へ5:半頃に着く。宿には入れないので、暗闇をウロチョロしながら時間が潰せる場所を探す。一軒のみカフェが開いていました。同じ境遇の人が五組入っている。わたくしは、ここでコーヒーとバナナを戴き、二時間半過ごす。


八時になりアーリーチェックインが出来ないので、荷物を預け、ウユニ塩湖のツアーを探しに出る。