80歳超えレンタカーで世界一周一人旅

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東欧レンタカー一人旅/トルコへ入国拒否され、戻るとギリシャも入れてくれない!!

東欧一人旅/トルコへ入国拒否され、戻るとギリシャも入れてやらないと云う!!

ブルガリアからトルコへは未承認国家沿ドニエストルと同じで入国拒否された。理由はグリーンカード(自動車賠償責任保険)を所持していないからです。
東欧諸国をレンタカーで国境を越えて入国するには、必要な書類ですが係官によりけりで、無くても粘れば入国できることが結構ある。レンタカー会社で入手できる場合もあるが、有料である。大手のレンタカー会社では、基本的には東欧諸国には行く場合は車も貸さない(大手のレンタカー会社Avisの訪問禁止国は、欧州ではアルバニア、コソボ、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドヴァ、ウクライナ等でした)。入管事務所でグリーンカードを買うことの出来る場合も有るが、トルコには無かった。トルコを経由してギリシャにも行けず、一筆書きの東欧一周の旅が中断してしまう。ここは何とかしなくてはと、100km西に走り、出来るだけ田舎の国境から、ブルガリアからギリシャに入国する。これはまんまと成功する。それでも行列で二時間半も手続きに掛かった。
この勢いでと、ギリシャから再度トルコ入国を試みる。高速道路は外し田舎道を選ぶ。
トラックは一台も居ないが、バカンスの日曜日だから乗用車が凄い列で二時間待ち。ブルカリアからの出国は簡単でいつも通り。
ところが、矢張りバカでは無い。トルコ入国管理の若い女性の職員が、ドキュメントを片手に、運転者の名前が書いて無いし、グリーンカードが無いと、鬼の首でも取ったように振りかざしている。入国出来ないから帰りなさいと云う。
別の男性職員に、この書類で今までにブルカリア、ルーマニアからモルトバと入国している。なんでトルコは駄目なんだ。納得できないと食い下がる。もう必死である。、一日だけで帰ってくる、ホテルの予約表も見せて、one day one nightと頼みまくる。気の毒そうに私を見ている態度が変わり、他の職員の手前OKが出せないので、車を駐車場に入れろと云う。暗くなるまで待っていると、例の職員がone day one nightでOKとパスポートを持ってくる。やったーである。お互いに両手で握手して別れる。嬉しかったですね。感動の長い一日でした。
今日は入国手続きだけに六時間掛かってしまった。レンタカーの保険料をフル契約をすれば、グリーンカードが付いてきたのかも知れないが。
六週間なのに格安の500EURとケチったからね。遅くなったが予約のトルコの古都エディルネのホテルに入れた。

★翌日は約束通りワンナイトでギリシャに戻るが入国出来ない。
トルコの入管事務では"珍しいよ、日本人だよと大騒ぎして"皆で送りだしてくれたのに。2km走り、前日に出国したギリシャ入管はがらりと変わっていた。対応した職員が悪いのか。いつものようにグリーンカードが無いから入れないという。昨日ここからトルコに入国して、又ギリシャに帰ったばかりだと云うと。東欧はみんなグリーンカードが無くては運転させないと云う。トルコへ帰れと云い、取りつく島もない。結局又トルコの入管に戻り頼んでみるが、あんなに皆で送り出してくれた職員とは思えず、トルコには入国させないと云う。国境の真ん中で、あっちも駄目、こっちも駄目で身動き出来ん、どうするのだと云うと。グリーンカードがをファクスで取り寄せよという。そんな難しい交渉は言葉が喋れないので、お前やれと云うと、三人くらいで色々やった結果、お金が絡むから駄目だと云う。
敵も俺を国境の真ん中でほって置くわけにもいかないであろうと、足元を見透かして、トイレを貸せ、水をくれ、歩いて行けるところで飯屋は無いかと何度も顔を出す。遂に音を上げたのか、指定した入管から一時間以内にブルガリアに出国するなら出国させてやると云う。大成功である、ブルガリアに入れば、前日通りの入国管理事務所からギリシャに入れる。
そうすれば十日間は自由に走り回れる。その後のアルバニア入国は出たとこ勝負である

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